桜満開の中でソフトバンクが2021年シーズンのスタートを切る。目標に掲げるリーグ連覇&5年連続日本一。平たんな道のりではないが、12球団NO・1ともいえる戦力だけに開幕からの戦いぶりが早くも楽しみである。
コロナ禍に見舞われながらも、今年は「球春」が戻ってきた。井口ロッテとの開幕3連戦。昨年負け越した「宿敵」との対決となったが、開幕ダッシュを決めることができれば、チームは加速度を増すはずだ。千賀、東浜に加え、開幕メンバーから外れたモイネロらも4月中には戦列復帰。他球団からすれば、恐ろしいばかりの布陣が整うことになる。
開幕前、工藤監督以下、チーム全員で焼き肉をつつきながら英気を養いシーズンの健闘を誓う恒例の「決起集会」は昨年に続いて取りやめになった。コロナ感染拡大防止のためだが、代わりにオンラインでの「決起ミーティング」を行った。後藤球団社長、工藤監督が画面から必勝を訴え、チームの士気を高めたようだ。
今季は小久保ヘッドコーチが加入した。チーム最大の課題である「得点力アップ」に向け、工藤監督も新ヘッドに野手陣の手綱さばきに大きな期待を寄せているようだ。リードオフマンと期待する周東をはじめ、打線のカギを握るのは柳田、グラシアルら「主砲」へつなぐ野手陣の奮闘か。「攻守」の要となりそうなのが、今宮、中村晃の中堅コンビ。3年ぶりに開幕メンバーに名を連ねた選手会長の中村晃は言った。
「(ホークスは)勝たないといけない時に、しっかりとまとまるチーム」
何より選手たちが戦い方を知っているのが頼もしい。いよいよ待望のプレーボールだ。【ソフトバンク担当 佐竹英治】






