甲子園仕様の新グラウンドから「王道」を歩む。早実(西東京)の清宮幸太郎内野手(1年)が7日、東京・八王子市内の同校練習場「王貞治記念グラウンド」で始動した。練習前には、同グラウンドの人工芝工事竣工(しゅんこう)式に出席したOBのソフトバンク王貞治会長(75)と初対面。「打者に一番求められる、すばらしい柔軟性がある。(スラッガーとして)私も歩んできた道ですけど、大きく飛躍する可能性がうかがえる」とエールを送られた。

 練習場は近隣への土ぼこりと冬の霜対策として、全面土だったグラウンドの外野部分を人工芝に改修。甲子園球場を管理する阪神園芸が施工し、マウンドなど一部に甲子園と同じ土が補充された。総工費は推定7000万円で昨年12月に完成した。

 式典後に初練習した清宮は、笑顔でグラウンドを跳びはねた。真新しい人工芝の感触を楽しみながらも、ランニングでは先頭に立って声を出した。学校側の意向で取材対応はなかったが、主砲としての自覚を姿勢で見せた。聖地のエッセンスが加わった練習場で鍛え上げ、大舞台に返り咲いてみせる。【鹿野雄太】