春夏通じて6度の甲子園出場を誇る専大北上に今春から着任した中尾孝義新監督(61)が初陣を白星で飾った。

 先発起用した大塚大樹(3年)が7回コールドで参考記録ながらノーヒットノーランを達成するなど圧倒。82年に中日のリーグ優勝、89年には巨人の日本一に貢献した百戦錬磨の名捕手にとっても初陣は特別なようで「選手も緊張してたけど俺も緊張してた。選手がよくやってくれた」とほっとした表情を浮かべていた。