春夏合わせて12度の甲子園出場を誇る明星(大阪)が、2回戦進出を決めた。エース北野夏飛人(なつひと)投手(3年)が、8回2死までノーヒットの好投を見せた。そこから二塁打、右前適時打を浴び1失点したが、9回2安打で完投勝利。右横手から打者の内角を強気に攻め、直球で押し込む快投。「6回くらいからノーヒットノーランを意識していました。まだ達成したことはありません。プレッシャーはありますが、最近いい調子です」と笑みを浮かべた。

 同校OBの吉村卓也監督(45)は経験を積ませるため、北野を1年夏からエースとして起用してきた。15年夏は1回戦負け。昨夏は4回戦で敗退した。3度目の夏を迎え、好投で発進した北野を吉村監督は「コントロールがよく、期待通りのピッチング」とたたえた。

 北野が中学3年生だった14年夏に、明星は大阪大会で8強入り。それを見て入学を決意。吉村監督は「ベスト8の時より(チームの)能力的には上」と期待を寄せた。【星名希実】