第49回明治神宮野球大会高校の部で初出場初優勝した札幌大谷(北海道)が14日、地元に凱旋(がいせん)した。1日に本州に出発した際は、地元の新聞記者4人。この日の新千歳空港到着時は、地元テレビ局、新聞社合わせ報道陣約20人が集まり、関係者ら約100人もカメラを手に、出迎えた。

主将の飯田柊哉捕手(2年)は「ここで満足することなく、センバツに向けて、まだまだ上のレベルにいけるよう、しっかり練習をしていきたい。今のチームの雰囲気はいいが、このままではどこかで緩む。しっかり締めていきたい。決勝で(星稜)奥川投手を打てなかったので、打撃面を、もっと上げていきたい」と課題を挙げた。

船尾隆広監督(47)は「いろんなことが起きて、少しずつ実感がわいてきた。このあと、行事が続き選手がそろって練習をするまでに時間が空くが、再スタートの時には、フワフワしないよう、生活面からしっかりするよう伝えたい」と話した。