北海が札幌国際情報に9回サヨナラ負けを喫し、全国最多39度目の夏甲子園出場を逃した。

8回に2番太田良平右翼手(3年)の左翼線適時三塁打などで3点差を追いつく粘りを見せたが、9回裏1死三塁から札幌国際情報8番須田翔右翼手(3年)に中越え適時打を打たれ、力尽きた。

平川敦監督(48)は「総力戦で臨んだが、最後は相手の意地を感じた。ただ、3年生は最後の最後まで、懸命に戦ってくれた」と振り返った。

主将の辻本倫太郎遊撃手(3年)は「スタンドで応援してくれている3年生のためにも勝ちたかった。このメンバーなら、必ず甲子園にいけると思っていたのに」と泣き崩れた。