大宮北は1本が出なかった。埼玉栄を相手に好機はつくるも、5安打無得点に抑えられた。佐々木秀一監督(46)は「(先発の斎藤は)粘りながら投げてくれました。6回に捉えないといけませんでしたね」と1点差の6回、先頭の二塁打の後、クリーンアップが3連続凡退した攻撃を悔やんだ。犠打の選択肢はなかったという。「うちは自分たちの役割を決めてますから」。スタイルを貫いた結果だった。

市立で、専用のグラウンドを持ち、コロナ禍で限られた中でも鍛錬を重ねてきた。食事トレーニングも導入。強豪私学にも引けを取らない体格の選手がそろっている。7回5安打1失点と踏ん張った斎藤格投手(2年)は「(埼玉栄は)強豪私立なので、情報も多い。配球などを考えました。7回1失点は上出来かな」と率直に話した。来春へ向けた課題としては「6回の失点は先頭の四球から」と制球力アップを掲げた。

佐々木監督は「1つ1つのミスを詰めて、ここ1本の勝負強さがテーマになる。公立を選んで来てくれている。春には1回り、2回り、大きくなっていたい」と話した。