第94回選抜高校野球大会は26日、天候不良が予想されるため、大会第8日が中止となった。第2試合で明秀学園日立(茨城)との試合が予定されていた市和歌山は午前9時から約2時間、甲子園室内で汗を流した。

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プロ注目のエース米田天翼投手(3年)は初戦の花巻東(岩手)戦で9回4失点153球で完投。怪物スラッガー佐々木麟から2三振を奪うなど力投を見せた。

半田真一監督(41)は「初戦は少し力みがあったので、試合が延びたのはプラス。気持ちの方もリセットして臨んでくれると思う」と期待を込めた。

相手の明秀学園日立は初戦で10安打8得点と打線が好調だ。指揮官は「1番から9番までしっかり振れている。しっかり対策していきたい」と話した。

昨夜は旧チームの主将兼捕手、松川虎生(ロッテ)の開幕スタメンを宿舎で観戦した。大会前に松川から指揮官へ「開幕行きます。そちらも頑張って下さい」と激励が届いた。

現チームの主将で正捕手の松村祥吾(3年)は「松川さんの視野の広さと『人を動かす力』は本当にすごい。自分たちも頑張らないとと思いました」と刺激を受けたようだ。

小園(DeNA)-松川(ロッテ)のドラ1バッテリーを擁した昨春は、2回戦で米田が先発し明豊(大分)に1-2で敗れ8強進出を逃した。偉大な先輩たちがたどり着けなかったステージへの道は、その背中を見てきた後輩たちがこじ開ける。【山崎健太】