第26回全国高校女子硬式野球選手権が、22日に開幕(兵庫丹波市)する。日刊スポーツ静岡版では、出場する県勢全3校を紹介。第1回は創部1年目のオイスカ浜松国際です。1期生11人は全員が硬式野球未経験者だが、部のスローガン「エンジョイベースボール」を胸に初の大舞台に挑戦。24日の1回戦(春日スタジアム)では、新田(愛媛)と対戦する。
オイスカ浜松国際ナインが、初の大舞台を楽しむ。合言葉は「エンジョイベースボール」。創部から約3カ月で挑む全国大会に向け、杉本知世主将(1年)は「全員で楽しむことが1番。その中で1点でも多く取りたい」と目を輝かせた。
今年4月。3人の軟式野球経験者、6人のソフトボール経験者に初心者2人を加えた11人で発足した。スタートを切ったばかりのチームは、主に近隣の小学校で練習。マウンドがないなど、まだまだ苦労も多い。
そんな“ハンディ”も「楽しむ」ことで補った。捕球の基礎練習にゲーム性を取り入れるなど、限られた環境下でも少しずつ成長してきた。5月に啓明学館(愛知)と行った初の対外試合は2試合計69失点も、加盟するセンターリーグ(東海・北陸地区)では、先月の愛知セントレアガールズ戦で5-26。初陣から前進した。杉本も「最初はボールも捕れなかったけど、失策も少なくなってきた。楽しい」と声を弾ませる。
1回戦は、新田と対戦。2019年に16強入りした難敵だが、エース中村心美(1年)は「ドキドキすると思うけど、いつも通り投げられたらと思う」と力を込めた。笑顔で最初の夏を駆け抜ける。【前田和哉】

