今夏甲子園16強の海星(長崎2位)が夏春連続甲子園へ前進した。

平尾幸志郎外野手(2年)ら、夏の全国舞台を経験した主力4人を中心に粘り勝った。2回の平尾の先制適時打などで、4回までに4得点で主導権を奪った。7回に1点差に詰められたが、左右2投手の継投で逃げきった。

甲子園では3回戦で4強の近江(滋賀)と対戦。エース山田陽翔投手(3年)を打ち崩せず1-7で完敗したことで、新チームから打力向上を掲げて努力を重ねてきたという。夏は三塁のレギュラーで、新チームから捕手転向の田川一心(いっしん)主将(2年)は「チャンスで1本を継続してきた。(甲子園で)高いレベルを見て、経験が生きたと思う」という自信が、僅差の勝負強さにつながった。

昨秋の九州大会は準々決勝で有田工(佐賀)に競り負けて、センバツ切符を逃した。その悔しさは忘れない。リベンジの舞台となる26日の準々決勝、西日本短大付戦へ、田川主将は「去年(秋季九州大会で)負けて、悔しさを忘れず、やってきた。バッテリー中心に、ロースコアで守り勝ちたい」と引き締めた。【菊川光一】