東海大静岡翔洋が5大会連続5度目の優勝を飾った。準決勝で今秋県大会準優勝の常葉大橘を3-1で撃破。静岡市立高との決勝では13安打13得点の猛攻を見せ、7回コールド12-3で圧勝した。
勝負強い打撃が光る2人の活躍が、チームを頂点に導いた。4番打者で主将の米倉輝(ひかる)捕手(2年)が決勝の舞台で、中前適時打2本を含む3安打2打点。打線をけん引した。「優勝してほっとした。打点を稼ぐ自分の役割が果たせてよかった」と振り返った。7-3とリードした6回には、代打の磯部洋介外野手(2年)が、公式戦初本塁打となる中堅越え満塁弾。相手を突き放した。「打った瞬間、最高の感触でした。この一発が自信になった」。今秋中部地区予選が終わった8月下旬から2カ月間、ケガで戦線離脱。不安の中での復帰弾に笑顔を見せた。
森下倫明(みちあき)監督(58)は「選手はよく頑張った。攻守で成長が見えた大会だった。さらに走塁の精度も上げて、足でも得点を稼げるチームにしたい」と課題も口にした。米倉主将は「冬の厳しい練習でしっかり鍛えて、来年の春には成長した姿を見せたい」と先を見据えた。【山口昌久】

