今春センバツに初出場する彦根総合(滋賀)は、左腕の野下(のげ)陽祐投手(2年)が智弁学園打線を6安打1失点で完投した。

昨秋に背番号1をつけた野下は修正力が光った。初回、強力打線相手に警戒から制球力に苦しみ、2四球と安打で1死も取れず失点を許した。それでも、試合中に宮崎裕也監督(61)からの「お前は何を強化するんや」の声に我を取り戻した。真っすぐ中心のピッチングスタイルに変えて、6回以降は安打を許さず。「真っすぐを増やして押せたので良かった。自分は真っすぐでも変化球でも抑えられると分かったので、自信になった」と手応えをつかんだ。

18日開幕のセンバツまで残り約2週間。初の甲子園へ「チームも強豪とやって勝って自信がついたと思うので、この自信をもっとつけてセンバツに挑みたい」と意気込む。自身の状態についても「悪くない。まだ上げたい」とセンバツへ照準を合わせる。