第105回全国高校野球選手権(8月6日開幕、甲子園)の組み合わせが決まった。龍谷大平安の初戦は、7月10日に田辺と対戦する。
原田英彦監督(63)から「選手宣誓を引いてくれ」と頼まれてくじを引いたのは、主将でU18日本代表候補の山口翔梧内野手(3年)だ。
見事1番くじを引き、選手宣誓を務めることになった。「自分が一番びっくりしています。自分はキャプテンやったことないので。(宣誓は)今回が初めてです」。
原田監督が、ある逸話を明かした。「100回大会の時もうちが選手宣誓を引きましたから。何かあるかもしれませんね」。2018年(平成30年)に京都大会で選手宣誓を果たし、頂に登った龍谷大平安は、春夏甲子園通算100勝を達成する“吉兆の夏”だった。
山口は宣誓で話す言葉について、「コロナ前の元の甲子園に戻ってきつつあるので、感謝の気持ちを持ってプレーをすることを言いたい」と語った。大阪府出身の山口は、ある人たちに選手宣誓を届けたい。「中学時代や小学校の時の(大阪の)監督やコーチの方々に、キャプテンして成長したところを見てもらいたい。」と話した。しかし、声の調子はまだまだ。「今は少し枯れています。練習試合してきて、声を出してきました」と笑った。
安定感のあるサイド右腕・桑江駿成投手(3年)を擁するチームの注目ポイントは「自分は3番打ってるんですけど、自分と4番の山下が打線の中心になるのでその軸を中心に機能してほしい」。
吉兆の“100回大会伝説”に続く“105回大会伝説”が期待される。【中島麗】

