習志野は4年ぶりの甲子園出場を逃した。3番手でロングリリーフの湯浅夏樹投手(3年)は9回1死から内野安打で走者を出すと、犠打で2死二塁。最後まで強気を貫いたが、外角を狙った真っすぐが高めに浮き、サヨナラ打を右中間へ運ばれた。「打たれた瞬間は実感が湧かなかった」と涙した。今大会3試合目の登板で、4回2死満塁から3番手でマウンドに上がった。5回を7安打3失点と踏ん張ったが、「後悔しか残っていない」と自分を責めた。

取手シニアでは投手で、高校入学時に外野手転向。2年秋、小林徹監督(61)に再び投手転向を志願した。「このチームで居場所があるとしたら投手」と、最後の夏にかけた。専大松戸の平野とは取手シニアのチームメート。平野は「湯浅が腕を振って投げている姿に刺激を受けた」と、その成長を認めた。湯浅は2万人の観衆が見守る中、りんとマウンドに立ち続けた。

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