今春センバツに出場した京都国際が京都両洋との乱打戦を制して2年連続の春決勝へと駒を進めた。

序盤から打ち合いの展開。ただ、6-5の5回に主将の藤本陽毅内野手(3年)が右前適時打を放つなど、3点を奪ってリードを広げた。藤本は2回に右前打、7回には左前打を放ち3安打1打点。センバツ後にエースで主将だった中崎琉生投手(3年)から主将の座を交代した男が存在感を大きくした。

旧主将の中崎も3回から救援登板し、7回4失点と力投。9-5の9回には3点を返されたが逃げ切った。

新チーム当初は藤本と中崎のダブルキャプテンでスタート。昨秋に藤本がウイルス性肝炎と合併症を発症して離脱したことに伴い、中崎が1人で主将になった。だが、今春センバツ初戦に敗退した当日の夜に主将交代が決定。藤本が主将復帰と同時に初の1人主将になり、「自分が変わったらチームも変わった感じがする。一番は僕が変わらないといけないと思う。今まではついていく立場だったが、今は引っ張っていく立場。今は先頭に立ってやれている」と今後も引っ張る覚悟だ。

主将の座を渡した中崎も「ピッチャーだけに専念するにあたって、もう言い訳はできない。キャプテンをやめたからと言ってチームを引っ張ることをやめるわけではない。マウンドに立ってもチームの先頭に立って引っ張っていきたい」と投球でチームを引っ張る姿勢に変わりはない。

チームは大会連覇を目指して19日の決勝戦へと挑む。相手は昨秋京都大会決勝で敗れた京都外大西。藤本も「1回負けているので2度と同じ負け方はしないように。明日は絶対に勝って優勝したい」ときっぱり。今春センバツ出場校同士が最後の近畿切符をかけて戦う。