春の県王者、佐賀北が5回コールド発進した。3回に打者一巡の猛攻で8得点を挙げ、終わってみれば9安打10得点の快勝だった。
1番中村太飛(ひろと)内野手(3年)が2安打2打点の活躍。初回の先頭で右越え二塁打を放ち、先制点を呼び込んだ。「初回にヒットで出塁することはイメージできていた。自分の中では、やっぱり初回の出塁がチームを勝利に導くと思っている」と言う。3回2死二塁では右前へ2点適時打とリードオフマンの役割を果たした。
昨夏はまさかの初戦敗退を喫し、ナインの今大会にかける思いは強い。就任5年目を迎えた本村祥次監督(30)は「去年の夏を今年の夏で取り返すじゃないですけど…。今年にかける思いは強いと思います」と言う。
本村監督は同校OBで12年夏の甲子園に「中堅手」として出場した。「私の母校でもありますし、特別な思いはある。1回は(監督として甲子園に)行きたいと思っています」と青写真を描く。
07年夏に「がばい旋風」を巻き起こし、全国制覇を果たした。「選手たちと一緒に甲子園を目指していきたい」。まずは19年以来5年ぶりの甲子園切符をつかみにいく。

