山村学園が白熱の1戦を制し、8強入りを果たした。同点の9回に横田蒼和内野手(2年)が勝ち越しの2点適時三塁打を放ち、勝利を呼び込んだ。エース左腕の西川歩投手(3年)は140球完投だった。

汚名返上の決勝打となった。1点リードの3回、自らの失策で逆転を許した。山村学園ペースが一転し、「焦りました」と明かしたが、気持ちは切れなかった。「ベンチで『9回にいいところで回ってくるぞ』と言われていた」。その通りに、同点の9回1死一、二塁で打順が回った。

「3年生がつないでくれた。自分が1本出さないとダメだと思ったので、強い気持ちで打席に入った」。7球目の内角の直球をノーステップで振り抜き、打球は右中間を深々と破った。相手の失策で打者走者も生還。一挙3点を奪い、一気に試合を決めた。

自らのミスを帳消しにする一打で、2年ぶりの準々決勝進出を決めた。

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