甲子園優勝投手の京都国際・中崎琉生(るい)投手(3年)が、決勝で対戦した関東第一の熊谷俊乃介捕手(3年)とバッテリーを組み、まっさらなマウンドで腕を振った。

初回は2番に四球を許したが、2死一塁で相手4番のゴロをしっかり処理し、無失点で切り抜けた。だが自己最速タイの144キロをマークした2回は、2死二塁で印出太一捕手(4年=早大)に右前適時打を浴びた。「少し緊張していたけど、それ以上に楽しく投げられた。失点してしまったけれど、まずはマウンドを楽しめて一番よかった」と振り返った。国際大会に備え「海外の打者への生命線になる」と左打者への内角の直球とチェンジアップを操った。「マウンドも(海外に)似ているし、いい収穫になった。次につながるマウンドだった」と経験を積んだ。

夏休みはゼロだが「夏休みより、こっちが大事。夏休みなんて、いらないっす!野球が大好きなんで(笑い)」と平然。25日の練習試合で登板機会はなかったが、ヘルメットをかぶり、バット引きに奔走。小倉全由監督(67)は「バット引きでバテてましたもん」と笑った。「18人しかいない中で、役割を全うした上で、自分の投球にも集中しないといけない。そこは(普段と)違って大変ですけど、みんなも同じ思いをしているので、頑張りたい」と心構え。中崎の長い夏は、終わらない。【中島麗】

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