近江(滋賀1位)が市尼崎(兵庫2位)に7回コールドで快勝し、2年ぶりのセンバツ出場へ大きく前進した。
初回に杉浦憂志朗内野手(1年)の犠飛などで2点を先制した。5回には宇野亮祐外野手(2年)の適時打などで4点を追加。6回にも宇野の2打席連続となる適時打が飛び出し、さらに3点を追加してリードを広げた。
プロ注目右腕の上田健介投手(2年)も初回に四球から1点を失ったが、その後は走者を出しながらも粘投。7回1安打7四死球1失点と相手打線を抑えた。「序盤はフォアボールが多くてストライクを取るのに苦労したんですけど、5回からストライク取れるようになって、そこが良かった」と変化球でストライクを奪って立て直した。
滋賀大会1試合平均9・4得点の打線が、近畿大会でも10安打9得点と実力を発揮。プロ注目エース上田も1失点にまとめて、8強進出を決めた。
小森博之監督(41)は打線について「5回が下位から上位へとつなげられた。逆方向へのコンパクトな打撃ができていてつながりがある。エースに制球難があるので点を取らないといけないという気持ちが相乗効果につながっている」と振り返った。
今年は春夏連続で甲子園出場を逃した。ベスト4へ入るとセンバツ出場へ当確ランプがともる中、24年春以来の2年ぶりの甲子園出場をグッと近づけた。次戦は滋賀大会準決勝でタイブレークの末に破った滋賀学園と対戦。上田は「次も自分が投げて勝ちたいと思います。自分が全部投げきりたい」と鼻息を荒くした。

