沖縄尚学は、昨夏甲子園大会準決勝から年をまたいで“3連戦”となる開幕戦を帝京と戦う。

全国制覇を経験した左右の両輪を擁する中、比嘉公也監督(44)は左の末吉良丞(3年)を開幕投手に指名。「その時の状態によりますけど、普通に考えると末吉かな、と思います」と明かした。末吉は2月中旬はインフルエンザに苦しんだが、同25日に練習を再開。練習試合解禁日となる3月7日の宮崎商戦に登板予定だ。

最速150キロの速球と独特の変化をするスライダーに加え「打者が嫌がるボールというのをブルペンで一生懸命やっている」(比嘉監督)とカット系の球を習得中。「130キロなのに抑える投手はいる。バッターが何かを嫌がっている。間とか見えにくさ。末吉の場合、力感が出ると、これくらいだろうな、と合わせやすい。ズレを生むような練習はさせています。今の子たちは150(キロ)は打ちますから」。斜めに変化するスライダーより少し高い位置で、内角に変化していく球を身につけている。

捕手の山川大雅主将(3年)は「自分が打者だとしたら、嫌な投手です。1球1球精度が高いので。敵に回したら嫌だなと思います」と、紅白戦などで対末吉の打席に立った際の印象を明かす。スケールアップしたエースの投球で強打の難敵を封じ、史上5校目の夏春連覇へ最初の1歩を記す。【堀まどか】

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