第108回全国高校野球選手権大会(8月5日開幕・甲子園)の出場をかけた地方大会は4日、東西東京や大阪で開会式が行われるなど各地で本格化した。東東京の開幕戦では昨夏4強の実践学園が大勝発進。大阪の開幕戦では緑風館(りょくふうかん)が10年ぶりに初戦突破を決めた。順調に日程が進めば、28日に全国49代表が出そろう。

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2002年(平14)以来の甲子園を目指す拓大紅陵が気合十分だ。

春県3位に入り、関東大会にも進出。二宮楽投手(3年)と宮澤和聖投手(3年)の両左腕を中心に分厚い戦力を誇る。関東大会後も気勢は衰えず、選手たちが「3年間で1番元気が出ている」と声をそろえるほど夏に向けても充実した練習を重ねている。

その様子はこの日の入場行進時のかけ声にも表れている。短く一言、「よし!」と声をそろえながら行進した。今年からの取り組みで、「雰囲気を出していくために」と選手たちが発案。先頭に立った加治征樹主将(3年)も「練習中も、よし!と声を出したりする。やっぱり自分の身を引き締めてくれるように感じます」と胸を張った。

「よし!」の声と同時に、開会式に出演した同校吹奏楽部の演奏も響き渡った。言うまでもなくこの応援はスタジアムの空気を掌握する力強い味方。オール紅陵で、夏の頂点を取りに行く。【服部航大】

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