安田学園(東東京)が城東との接戦を3-2で制し、4回戦へ駒を進めた。

先発佐原丈慈投手(2年)は、初回先頭打者に本塁打を浴びたものの、その後は立ち直り5回まで追加点を許さない。6回に四死球で1死一、二塁のピンチを招くと適時打で同点とされたが、最後まで粘り抜き、9回98球、被安打7、2失点で完投した。「序盤は全然ボールがいっていなかった。途中から体も起きて、自分の思った通りに動けるようになった」と振り返り、「今日はまっすぐが良かった」と手応えを口にした。

打線は先制された直後、高橋永日輝外野手(2年)、鈴木雄大内野手(3年)、佐原の3連打で逆転に成功。2-2の6回には、1死三塁から渡辺憲心内野手(3年)が左翼線へ勝ち越しの適時打を放ち、これが決勝点となった。

会田勇気監督(33)は「接戦になることは想定していた。選手には『絶対に厳しい戦いになる』と伝えていたので、本当にたくましかった」とナインを称賛。「私と選手が思い描く戦い方が一致していた。1年間やってきて、ようやくチームになってきたと感じた」と手応えを語った。

主将の鈴木雄大内野手(3年)はチームの強みについて「監督との意思疎通ができていること」と話す。監督が出すサインの意図を練習試合から繰り返し確認してきたことで、「打席に入る前から『このサインが来る』と選手も理解できている。試合でも『ここで何をやるべきか』をみんなで共有できている」と語った。

会田監督は次戦以降に対して「公式戦の1勝は練習の何倍もの経験値になる。これからもっとたくましくなっていくと思うので、楽しみしかない」と、選手たちのさらなる成長に期待を寄せた。

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