アストロズ青木宣親外野手(35)が、日本人選手で史上7人目となる日米通算2000安打を達成した。

 ▼若松勉氏(ヤクルト入団時の監督)「おめでとう。ルーキーの時からもっと試合に出ていれば、早く達成できたはず。『ごめん』と話したことがある。入団当時は逆方向へのおっつけが中心で、内角球を強く打ち返すことに苦労していた。1年目はファームが中心。秋に打撃を見たとき、大きく改善されていて『相当やってきたんだな』と分かった。メジャーに行くとは思わなかったが、球団が変わっても1、2番打者として常に必要とされているところがすごい。元々良かったバットコントロールは、さらに洗練されている。口数が多いタイプではないが目に力がある。メンタルの強さが表れていると思う」

 ▼野村徹氏(早大時代の監督)「2000安打を達成させたのは(入学時は)無名だった青木の反骨心と向上心だと思う。(逆方向の左前打での達成は)記憶に残る、青木らしいヒットだ」