メッツとヤンキースの「地下鉄シリーズ」で珍事が起こった。打球が閉め忘れていたブルペンの扉から中に転がり、エンタイトル二塁打となった。MLB公式サイトが伝えた。

 1回表、ヤンキース先頭のアーロン・ヒックス中堅手の打球は右中間で2回弾み、なぜか扉が大きく開いていたビジター側ブルペンへ転がっていった。

 打球を追いかけたメッツのマイケル・コンフォート中堅手の体も、勢い余ってブルペン内に吸い込まれた。

 エンタイトルにならなければヒックスは三塁打もあり得たため、二塁ベース上で損をしたような表情を浮かべていた。