2年連続世界一を目指すアストロズ(西地区)が3連敗を喫し崖っぷちに立たされた。1勝2敗で迎えた第4戦、レッドソックス(東地区)に6-8で競り負けた。

1回裏、アルテューベの2点本塁打が幻となる珍プレーがあった。1死一塁から右越えに大飛球。レッドソックス右翼手のベッツがジャンプ一番、捕球を試みた。打球は完全にフェンスを越えていたが差し出したグラブにファンの手が当たった。打球はグラブとファンの手に当たりグラウンドに跳ね返った。審判団はビデオ検証を実施。その結果、ファンによる捕球妨害と判定され右飛でアウトに。場内はブーイングが飛び交うなど騒然となった。

それでも試合は点の取り合いとなり5回にはコレアの適時打で5-4と勝ち越した。しかし6回、ブラッドリーに逆転2ランを喫し、7回には押し出し四球で失点するなどし敗れた。