大谷がトラウト不在で打線の核に 5年ぶりPO視野

<エンゼルス7-2アストロズ>◇16日(日本時間17日)◇エンゼルスタジアム

エンゼルス大谷翔平投手が先制攻撃の流れを作り、チームを5連勝に導いた。

「3番DH」で出場したアストロズ戦の1回、無死一、三塁から遊撃への内野安打。全力疾走で間一髪セーフとした。先制打で初回の6得点につなげ、主導権を握った。「トラウト選手がいないですけど、その中で点も取って勝てているのはすごくいいかなと思います」。主力のトラウトを右ふくらはぎ痛で欠く状況にも、4打数2安打1打点1盗塁で攻撃の核となった。

「大谷効果」で上位浮上への基盤が固まってきた。5月7日の復帰以降、大谷が出場した試合でチームは34勝24敗(不出場だと1勝3敗)。復帰前は借金も4あったが、貯金4まで増やした。オースマス監督が「大谷、アップトンが戻ってきたことも大きい。打線が勝因の1つ」とうなずくように、大谷を軸として打線がつながり始めた。

後半戦はこれで負けなしの5連勝。2投手の継投でノーヒットノーランを達成した試合から連勝が続き、大谷も「いい当たりじゃなくてもヒットになったりとか、打点になったりということは多い」とチームの勝ち運を実感する。ア・リーグのワイルドカード争いでは、4・5ゲーム差と狙える位置につける。5年ぶりのプレーオフ進出へ、勢いが出てきた。(アナハイム=斎藤庸裕)