大谷翔平「悔しいなという一言」/一問一答

エンゼルス大谷翔平投手(25)が、手術を受けた左膝の現状と、打者に専念した19年シーズンについて語った。

膝の動きを制限する黒色の固定具をつけ、術後初めてメディア対応を行った。今季は106試合の出場で打率2割8分6厘、18本塁打、61打点。シーズン残り2週間を残しながら、左膝の二分膝蓋(しつがい)骨の手術へと踏み切った。大谷の主な一問一答は以下の通り。

-リハビリの経過

大谷 順調だと思います。

-膝が問題なければ、シーズン最後まで戦いたかったか

大谷 もちろんそうですね。できればというか普通に考えたらシーズン最後までやりたいのが、選手として普通なので。ポストシーズンの可能性がなくなったので、(手術を)やるっていうのがチームの方針かなって思います。

-手術はするだろうという想定はあったか

大谷 それはありましたね。痛みが続く時点でこのオフにやろうかなという気持ちにはなっていたので。やろうと思えば今でもプレーしている可能性はありますけど、チームの方針だったり、僕がGMでも多分そういう判断じゃないかなと思うので。最後までやりたい気持ちはもちろんありますけど、それよりも来年を目指した方がチームにとってもプラスなんじゃないかなと思っています。

-今年のキャンプ中から膝が気になっていたと聞いたが、シーズン中、痛みはどうだったか

大谷 そこそこ走れていましたし、今回(手術を)やらなかったとしても、来年もある程度できるんじゃないかなという感じだっと思うので。ただ、そこに満足することなくもっと高いレベルでやりたい。そのための手術かなと思います。

-リハビリを含めハードルがたくさんある。来シーズンに向けて楽しみか

大谷 楽しみではありますね。万全でいくっていう判断も含めての早めの手術なので、その期間を無駄にしないように1日1日、大事にしたいなと思います。

-今シーズンの成績を振り返って

大谷 悔しいなという一言かなと。成績もそうですし、プレーしている感覚だったりとか、あんまり調子が上がらない期間が長かったので。やっぱりそこが一番もどかしかったなと思います。

-打撃の調子が悪くて、一番つらかった部分は

大谷 7月中盤から後半にかけてチームにとって大事な時期だったのかなと。そこ次第でプレーオフを戦えるか戦えないか、決まるんじゃないかなと思っていたので。ちょうどその期間に打てなかったというか、打てないことに対して、悔しいなというのは大きかったと思います。

-打者に専念して得たものは

大谷 技術やフィジカルに関しては今更言うまでもないかなと思いますけど、さっきも言いましたけど、悔しい気持ちがあるというのはいいことじゃないかなと思うので、その気持ちをもって、オフシーズンをしっかり練習したいなと思います。

-2年目の難しさは

大谷 2年目だからということはないですけどね。やっぱり周りのレベルも高いですし、そこをもう1回、再確認するのと、その中で自分がやれることをやったときは、いい結果が残っているのもまた事実なので。良かった悪かったというのは、今年もいっぱいあったかなと思います。

-シーズンを振り返って思い出深い試合は

大谷 最後の試合(18号を放った9月11日のインディアンス戦)は、もう手術する前だったので。ポストシーズンがなくなった試合もそうですけど、どれか1つというのは難しいですけどね。全体を通して、なかなか思い通りにいかない試合が多かった。今までのシーズンの中では一番、悔しいシーズンだったかなと思います。

-来季の二刀流復活に向けて

大谷 万全の状態で、まずはキャンプから入れるように。そこを目指して、今のうちからしっかり準備したいなと思います。

その他の写真

  • 手術した左ひざに医療器具を着けて会場に入るエンゼルス大谷(撮影・菅敏)
  • 左ひざ手術後、初めて会見を行うエンゼルス大谷は、左ひざに医療器具を着けて記者の質問に答える(撮影・菅敏)