フィリーズは21日、今季までナショナルズで打撃コーチ補佐を務めてきたジョー・ディロン氏を新打撃コーチに迎えたことを発表した。

現役時代にマーリンズ、ブルワーズ、レイズでプレーしたディロン氏は、2014年にナショナルズでコーチング業をスタート。傘下3Aで打撃コーチ補佐を2年間経験すると、その後マーリンズでマイナーリーグの打撃コーディネーターとして2年の経験を積み、ここ2シーズンはナショナルズの打撃コーチ補佐としてチームに貢献してきた。

ケビン・ロング打撃コーチとディロン氏のもと、ナショナルズはこの2シーズンでナ・リーグトップの出塁率3割3分8厘をマーク。打率は2位の2割5分9厘で、1644得点、OPS(出塁率プラス長打率)7割7分5厘を記録した。また、三振率はメジャーで5番目に低い20・7%だった。(AP)