エンゼルス大谷翔平投手(25)が、キャンプ再開の初日となった3日(日本時間4日)、投打で順調に調整を行った。

午前中にコンディショニングコーチとウオーミングアップを開始。キャッチボールでは遠投を交え、その後ブルペン入りした。フォームを確認しながら、立った捕手に対して7球、座った状態で37球、全球種を投げ込んだ。

投手としての調整後は、打者として実戦形式の練習に参加。キャニング、バンディの同僚右腕に対して合計5打席に立ったが、22球全て見逃し。スイングはせずに、投手の球筋の確認を行ったようだ。

今季は60試合の短縮シーズンだが、7月下旬の開幕から投打の二刀流として活躍を期待される。マドン監督は初日のチーム練習前、大谷の状態について「非常によく見える。他の選手と同じようにグラウンドに出て、投球を続けて開幕に備えることになるが、フィジカル面では、本当に強くなっている」と絶賛した。