「6番DH」で出場したエンゼルス大谷翔平投手(26)が、6号ソロ本塁打を含む3打数2安打1打点、2得点で勝利に貢献した。先発メンバーで出場は7試合ぶり。約1週間、試合に出られなかった状況で感じていた心境を明かした。一問一答は以下の通り。

-約1週間、出られなかったときの心境について。焦りはあったか

大谷 焦りとかはないですね。ポストシーズン(進出できるか)ギリギリのところで、調子のいい選手をどんどん使っていくというのは普通のことじゃないかなと思うので。出たときに仕事ができる準備をまずは毎日、繰り返すということが大事かなと思います。

-登板に比べ、打席では緊張はしないという話をしていたが、今日はどうだった

大谷 緊張はしないですね。久しぶりの感覚だなというか、野手が守っている中で打席に立って打つっていう違和感みたいなのは最初はありましたけど、緊張みたいなのはないかなと思います。

-結果を出さないといけないという思いは

大谷 それはもう、どの打席も同じことで今日だけではないですけど、ポストシーズン、(出場できるか)ギリギリなので、自分の調子がどうこうというよりは、チームが勝てばいいという、気持ちでは行っているかなと思います。

-久々のスタメン復帰の第1打席で最高の結果(6号ソロ)が出た

大谷 3点ビハインドだったのでまずは1点、返せたことが良かったかなと思います。個人的にも、1打席目で結果が出るか出ないかで全然違うと思うので、そういう意味でもすごく良かったかなと思います。

-何かつかんだものは

大谷 この3打席だけでそれを判断するのは早いかなとも思いますし、ただ、ボールの見え方としてはすごく良かったので、結果も良かったかなと思いますし、また明日以降、出る機会があれば、継続して取り組むところ、しっかりやりたいなと思ってます。

-ケガ以外で欠場が続いたことはなかったと思うが、どんな心境だった

大谷 もちろん出たいなという気持ちは選手である以上はあるんじゃないかなと思いますけど、出てなくても毎日、練習してやることは変わらないので。チームが勝つためと、自分のスキルを上げていくための練習をしっかりやることかなと思います。その練習が合っているか、合っていないかが、試合じゃないと分からないので、そういう意味でも試合に出るかどうか、大事なことではあるので、出たいなという気持ちはもちろん感じているかなと思います。