ドジャース大谷翔平投手(29)が「2番DH」でスタメンに名前を連ねた一戦は、試合開始5分前、バックネット最上部に蜂の群れが発見され、試合開始が遅れた。

ダイヤモンドバックス広報によると、「Beekeeper(ビーキーパー)」と呼ばれる専門家に対応を依頼。無事に駆除が済めば、試合を開始するとの見込みを発表した。

現地時間の午後7時52分、ビーキーパーがカートで登場すると、球場内は一気に盛り上がった。その後、準備を終えたビーキーパーは、ポップな音楽が響く中、ゴンドラで蜂の巣付近まで上昇。スプレーを掛けた後、大量のハチをわずか4分間で吸引を終了。大喝采を浴びると、ガッツポーズで声援に応えるなど、米国らしく「蜂の巣駆除ショー」のような盛り上がりを見せた。

その結果、試合開始は午後8時35分(同午後12時35分)と発表された。

また、試合開始前には、ハチを駆除した「ブルースカイ・ペストコントロール」社のマット・ヒルトン氏が、始球式に登場。大歓声を浴びた。