2位巨人が、吉兆データで、首位に立つ好調の中畑DeNAとの首位攻防戦に臨む。今日8日から1軍に昇格する亀井善行外野手(32)は、対DeNA3割8分5厘、2本塁打と相性がいい。新潟開催となる明日9日は中3日で杉内が先発するが、移籍後は地方球場で5戦4勝と無類の強さを誇る。チームも新潟は通算9勝2敗1分けで、好相性を追い風に首位奪還を狙う。
治療と荷物整理を終えた亀井は、決意に満ちた表情でジャイアンツ球場に別れを告げた。4月17日に右ふくらはぎ痛で登録を抹消。3週間の調整を経て、復帰初戦に対するのは今季3割8分5厘、2本塁打と得意なDeNAだった。「やるしかないです。悔しい気持ちでいっぱいだったが、気持ちを新たに頑張るだけ」。3連敗中のチームの雰囲気を変える一打を、昨季の交流戦MVP男が託された。
5連勝中と勢いに乗るDeNAだが、巨人に吹く追い風を数字が雄弁に語る。9日の同戦には5日の広島戦でプロ最短の2/3回6失点でKOされた杉内が、中3日で先発する。巨人移籍後、地方球場では5戦4勝と無類の強さを発揮。7日、ジャイアンツ球場で登板2日前の調整メニューを消化した左腕は「いつも通り。頑張りますよ」と闘志。今季全勝の日曜日となる3戦目には「無敗の男」高木勇が、連勝記録更新をかけ、マウンドに上がる。
2、3戦目が行われるハードオフ新潟は白星を呼び込む場所として、記憶に刻み込まれる。10年以降、同球場では通算9勝2敗1分けと高勝率。これもまた、吉兆を証明する。前回対戦では2戦2勝。不振だった村田が初本塁打を放ち、打撃復調。金城は移籍1号の決勝3ランを放ち、橋本は初の3番起用で大暴れした。「目には目を」ならぬ、「好調」には「吉兆」を-。ゲーム差は1・5。勢いを止め、首位の座を一気に奪い取る。【久保賢吾】
▼今季の亀井はDeNA戦に強く、4試合で13打数5安打、2本塁打、7打点、打率3割8分5厘は広島戦と並んでカード別最高。5安打のうち4本が長打で、長打率は10割。
▼杉内は地方球場に強い。ソフトバンク時代の05年6月7日に倉敷の広島戦で負けて以来、7連勝中(08年スカイマーク=神戸での勝利を除く)。巨人移籍後は静岡、いわき、秋田、長野、前橋で登板し、5戦4勝と負けなし。新潟では初登板となる。



