監督でもダメか~。中日は2夜連続の逆転負けで、横浜スタジアム5戦全敗になった。谷繁元信兼任監督(44)が6日以来のスタメン復帰。しかし、珍しく立ち上がりから乱れたラウル・バルデス投手(37)をコントロールし切れなかった。

 「先発した9試合で一番悪い立ち上がり。打ち取りにいったけど甘く入った」。監督がそう悔やんだのは初回だ。1点先制した直後に、バルデスは天敵ロペスに逆転2点打を許した。前日もロペスにやられ、これで今季は打率3割9分5厘、11打点と散々だ。

 いやでも悔しさが増す。古巣DeNAは監督にとって因縁の相手。2日のナゴヤドームでは9回2死から4失点で大逆転負け。マスクをかぶっていた監督が抗議で退場になった。それ以来の雪辱戦だった。

 前日13日に79歳になった父一夫さんと、6日が11歳の誕生日だった三男も観戦していたが勝利を届けられなかった。体調不良があってここ3試合休んだが、状態は格段に上がっており、正捕手格として松井雅との併用体制をとり始めたところだった。

 左腕は「制球がバラバラ。今日は投球内容通りの(悪い)結果になった」と反省。先発9度で8度目のクオリティースタート(6回以上、自責点3以下)を果たしながら来日初勝利をつかめない不運はいつ断ち切れるのか。3連続ロードが終わり、今日15日の阪神戦からやっとナゴヤドームに戻る。DeNAに押し切られた2試合に、指揮官は「そんなに一方的にやられている感じはしない。1つのきっかけでポンと変わるとは思うけど」と切り替えを強調した。【柏原誠】