虎よ、立ち上がれ。4連敗と苦しむ阪神が今日16日の日本ハム戦で、「日本生命セ・パ交流戦」のラストゲームを迎える。15日、甲子園では指名練習が行われた。上本、今成、大和、江越、柴田、梅野ら、スタメンが確約されていない選手が集った。練習の冒頭、和田豊監督(52)は“チャレンジ組”にメッセージを送った。関係者によると、こんな内容だったという。

 「ここにいるお前たちがやるんだ。ミスをしても代えないぞ。外国人選手が調子が悪い時に試合に出る、お前たちが頑張らないといけないんだ」

 もちろん、和田監督にも勝負どころで力を発揮しなければならないのは経験も実績もある主力選手だという認識はあるという。ただ、マートンらが不振の今こそ、スタメンを確約されていない選手も失敗を恐れず、挑戦してほしいという指揮官の願いが込められていたようだ。

 「はっきり言ってしまえば(打線の)中心なんだよ。こういう時は中心が頑張らないといけないんだけど…。上(位)も下(位)も打線からしたら決していい状態ではないしね。ある程度もがいているような感じは見受けられるんで」

 上本、江越らには個別指導。どこから打線の雰囲気を変えていくか。主役に元気がなければ、脇役から-。そんな総力戦での奮起を願っているようだ。

 「4連敗して雰囲気が重たいだけに、明日の試合で打ち破って(リーグ再開)という思いはあるけど」

 4連敗中とあって、和田監督の言葉も重たかった。白星でケリをつけて、リーグ再開に向かいたい。そんな胸の内が伝わってきた。