森さん、覚悟! 阪神藤浪晋太郎投手(21)が「マツダオールスターゲーム2015」への出場を決めた。2日、監督推薦選手が発表され、ファン投票と選手間投票による選出メンバーを合わせたセ、パ両リーグ28選手ずつの全陣容が出そろった。藤浪は1年目から3年連続3度目の球宴出場となる。後輩の西武森との対決を熱望だ。
藤浪が大阪桐蔭時代にバッテリーを組み、甲子園春夏連覇を達成した1学年後輩との対決を待ちわびた。パ・リーグからはファン投票で両リーグ最多得票を獲得した西武森が夢舞台に出場予定。この日、監督推薦でルーキーイヤーから3年連続の出場を決めた右腕は、こう話した。
「(森は)それだけ実力も人気もある。対戦を楽しみにしてくれている人もいるかもしれないし、一生懸命投げて抑えたい。高校の時からよく対戦しているけど、打たれたイメージしかない。なんとか頑張って、森“さん”を抑えられるようにしたい」
ニヤリと笑い、あえて「さん」付けで余裕を漂わせた。高校時代はシート打撃などで打ち込まれたというが、プロでは先輩の貫禄を見せつけている。今春のオープン戦、3月6日西武戦(甲子園)で初対決。当時の自己最速タイとなる157キロを3球連続で投げ込み、最後は左飛に打ち取った。対戦はその1打席だけで、再戦でもピシャリと封じるつもりだ。
「もし対戦があれば、状況に応じて、ですね」
直球勝負の予想もサラリとかわして再びニヤリ。160キロ近い剛速球でねじ伏せるか、あらゆる変化球を駆使して翻弄(ほんろう)するか。球界を代表する若き剛腕と、19歳ながら2桁本塁打を記録するなど成長著しいスラッガー。興味深い対決が待ち遠しい。【佐井陽介】
▼藤浪が入団以来3年連続で球宴に選出された。高卒1年目からでは、田中将大(楽天)の3年連続(07~09年)以来。阪神では、江夏豊の9年連続(67~75年)以来2人目。



