日本ハム栗山英樹監督(54)が、超ポジティブに連戦を歓迎した。8日ロッテ戦(QVCマリン)が、降雨のため試合前に中止が決定。「やりたいとか、やりたくないじゃなくてやるの」と強く訴えていたが、降りしきる雨を止められなかった。「野球の神様が決めたこと。やってたら誰かがケガしていたかもしれない」。球場を引き揚げるころには雨も弱まっていたが、恨めしげなセリフは一言もなかった。
吉と出る自信があった。振替日は9月18日の予備日になることが濃厚。同日に組まれれば、同12日西武戦(西武プリンスドーム)から23日ソフトバンク戦(札幌ドーム)まで12連戦となる。全5球団と対戦する激しい連戦の可能性もあるが、指揮官は笑顔を浮かべた。「昨年の9月にも9連戦があってアレ、ありがたいなと思った。優勝したときも」。12年は9月の9連戦を6勝2敗1分けと勝ち越し、リーグ制覇。昨年は10連戦を6勝4敗で乗り越え、クライマックスシリーズにつなげた。「必ずプラスになると信じている」と、自信を持って見据えている。
明日10日からの西武3連戦(札幌ドーム)で仕切り直す。14日からは首位を走るソフトバンクとの2連戦(帯広)で、球宴前最後の5戦は、上位を争う2チームとの対戦が控える。「この5試合は今までの形と違って、無理する選手も含めて精いっぱいやっていきたい」。待ちかまえる連戦に向けて、全身全霊で勝負していく。【田中彩友美】



