ソフトバンク工藤公康監督(52)が前半戦の残り2試合をリリーフ総動員で臨む可能性を明かした。13日に帯広入りし、全体練習を行った。3・5ゲーム差の2位日本ハムとの2連戦。相手は大谷をブルペン待機させるプランをぶち上げ、気合十分だ。迎え撃つ指揮官は、早めの継投も辞さない構えだ。
「負けてる場合でも(中継ぎに)行ってもらう可能性はあるよ」
勝負どころはまだ先と考えており、ブルペンに無理をさせるつもりはない。しかしオールスター休みがあるため、今回の2連戦は特別態勢を組める。先発投手の内容次第では、自慢の救援陣をつぎ込んで、勝利の確率を少しでも上げる。
この日から、不調で2軍調整していたバリオスが合流。ブルペンで約30球を投げた。「休めて、準備はできた。速いよ」。1日の抹消から2週間近く、コンディションを整え、心身ともにリフレッシュできたようだ。投球をチェックした工藤監督は「上げる限りは使い方は変えない」と話し、勝ちパターンで起用する方針だ。
1勝すれば、両リーグ最速の50勝到達になる。「そこは考えていない。日本ハムや西武をどうやって引き離すかが大事。まだ60試合以上あるし、3・5ゲーム差は重い数字ではない。勝つことで、相手にプレッシャーにある」。これまで同様に勝ち越しを目指しつつ、ライバル球団に苦手意識を植えつける作業を進めていく。【田口真一郎】



