キャプテンのオレが、巨人を引っ張る! セ・パ両リーグは、今日20日から後半戦を迎える。首位DeNAを0・5差で追う2位巨人は、阪神との伝統の一戦(甲子園)でリーグ戦を再開。主将の坂本勇人内野手(26)は19日、史上まれに見る大混戦を抜け出すべく、チームをけん引していく自覚を示した。まずは連敗を「4」で止め、リ・スタートダッシュを決める。

 坂本なりの決意表明だった。リーグ再開前日の練習後、クラブハウスの入り口付近で足を止めた。主将として、主力として、チームを引っ張る覚悟を示した。

 「今まで以上に1試合1試合の小さなミスが試合に影響してくる。意識の確認とか、意識を高く持ってやっていけば、もっともっと強いチームになると思う」

 苦しんだ前半戦が決意を強くさせる。打率2割6分9厘、7本塁打で終えたが、DeNAとのラスト3連戦では12打数5安打4打点と改善の兆しがあった。「少しずつ良くなっている部分もある。前半はふがいない成績だったのでもっといい仕事をできるように」。クリーンアップらしく、貧打にあえぐチームを上昇させる。

 声でも引っ張る。ロースコアの接戦では、ワンプレーが勝敗を分ける。「みんなでミスを減らすよう意識したい。若い選手には言ってあげられれば」。守備での連係など、細部にわたって意識付けを促す考えだ。

 後半戦は阪神、広島、DeNAとの重厚な9試合で幕を開ける。原監督は「非常に重要になる。並の汗をかいていては目的を達成できないけど、抜け出すチャンスはある」と語った。1位から最下位まで4ゲーム差。けん引役は「あえて口にする必要はないね。それぞれが『オレだ』と思うチームであってほしい」と求めた。「心機一転で頑張りたい」と意気込んだ坂本が、首位浮上への旗手となる。【浜本卓也】