阪神守護神の呉昇桓投手(33)が横浜スタジアムでまたもヒヤヒヤ劇を演じた。3点リードの9回。先頭の代打松本の打球は高く弾み三塁内野安打に。続く梶谷に適時二塁打を浴びると、1死三塁からロペスにも適時打。リードがたちまち1点となった。7月3日、同じ舞台で2点リードを守れず逆転サヨナラ負けした悪夢もよぎったが、最後は踏ん張った。バルディリス、代打宮崎を抑え、リーグトップの32セーブ目を手にした。

 前日8日は同じ3点リード、先頭松本から3人で退けたが「不運な当たりでもヒットはヒットなんで。次からはしっかり先頭打者を抑えたい」と猛省。これで今季横浜では5試合に登板し防御率は12・46。他球場と比べても悪い数字になっている。それでも和田監督は「いろいろあっても1点勝てばいいわけだから。最後に抑えるのがスンファン」と信頼を置く。指揮官に冷や汗をかかせないよう、次回は貫禄の投球を披露する。