巨人菅野智之投手(25)が“命懸け”の投球で自力V消滅を阻止する。ローテーション通りにいけば、20日阪神戦(東京ドーム)に先発予定。チームは最下位の中日に負け越し、今日18日からの首位阪神戦で2敗すれば自力優勝が消滅する。第3戦に先発する大黒柱は、仲間を信じて4連覇へ望みをつなぐ投球をする。「1、2年目は優勝したから自力優勝消滅ということを味わうことがなかった。2つ負ければ(自力優勝が)なくなることは知っている。命懸けで投げる」と力強く誓った。

 ここ2戦は大事な場面で1発を許した。6日のヤクルト戦は6回、デニングに2ラン。13日のDeNA戦では9回、筒香に逆転2ランを浴び、完封ペースから一転、敗戦投手。「もちろん反省している。前回の登板で詰めの甘さはあったけど、良かった部分はあった。自分自身にリベンジしたい」。同じことを3度も繰り返すわけにはいかない。

 阪神の先発予定、藤浪に対しても同じ思いだ。13年8月4日の投げ合いでは、菅野が6回1/3を6失点(自責点3)で敗れた。セ・リーグトップの10勝を挙げている藤浪に2度目の勝負でリベンジするつもりだ。

 調整にも余念がない。17日はジャイアンツ球場の室内で投手陣の練習前に1人で黙々とダッシュを繰り返した。「調子は良い。結果だけでなく内容も大事。僕はそういう立場なので」と自覚する。全身全霊で崖っぷちのチームを救う。【細江純平】