阪神にハイレベルな二塁バトルが展開されそうだ。左上前腸骨棘(こっきょく)亀裂骨折で2軍調整中の阪神上本博紀内野手(29)が早ければ今日25日からの広島3連戦(マツダスタジアム)中にも1軍合流する見通しであることが24日、分かった。
上本は4日広島戦の守備中に左腰を強打して痛め、当初は長期離脱も心配されたがすでに2軍戦に出場。二塁で4試合、先発してマルチ安打を2度記録したほか、フル出場も果たした。この日、新神戸駅で昇格時期を問われた和田監督は「近いやろ。週末に試合に出ている。その後の様子を見てクリアしたらいいんじゃないか」と話した。今日25日は2軍オリックス戦(鳴尾浜)に出場予定だが、近日中にも昇格する流れだ。
上本が戻れば、二塁争いが激化する。和田監督も「その通り。大和も頑張ってカバーしてくれた。より(戦術の)幅は広がる」と大歓迎だ。離脱中の代役2番二塁を務めた大和が全試合出場し、これまでの打撃不振がウソのように期間中は63打数18安打、打率2割8分6厘と奮闘。安定した守備力を見せつけ、チームの進撃に貢献している。
大和は「意識はありますけど。監督に与えられたポジションでやるだけです。自分のやれることに集中したい」と話す。上本が戻ってきたからといって、やすやすと二塁を譲るわけにいかない。いずれにしても、上本の復帰で大和を二塁&中堅で起用でき、首位を走るチームにとって朗報だ。2人が激しく火花を散らすほど、猛虎が勢いづくのは間違いない。【酒井俊作】



