広島福井優也投手(27)の2桁勝利はまたもお預けとなった。中盤に逆転を許しながら、8回を3失点にまとめた。
1点リードの4回。2死満塁で藤井の4球目はファウルとなり、一塁ベンチ前ぬれた芝生の上に転がった。白球を拾おうと腰を下ろした福井は、出した右手を引いてグラブで拾い直した。「指先がぬれると思った。(降雨の影響で)神経質になっていたところがあった。帽子には触れないし、ロジンも出ない…」。
試合前から雨が降り続け、帽子のつばから水が落ちる。3回に1度、4回には2度、スパイクのひもを結び直すなど投球に集中しきれていない場面がみられた。
4回は2死から連打と四球で満塁。藤井にフルカウントから投じたフォークが高めに抜け、押し出しで同点に追いつかれた。後続は断つも、5回に大島に勝ち越し2ランを浴びた。
9回に打線が追いつき、自身3連敗は免れた。「野手の人たちに感謝です。守備でも丸やキク(菊池)がいいプレーをしてくれた。次は勝てるように頑張ります」。次回登板で2桁到達を目指す。



