阪神は、前日23日に急性心不全で急逝した中村勝広GMを悼む「お別れの会」を11月にも開催する意向であることが24日、分かった。夫人ら遺族の心情を尊重して通夜・告別式の日程は未定だが、球団の功労者に対して最大限の弔意を表す。

 この日も遺族や球団幹部が都内に安置されている遺体に寄り添った。球団関係者は今後について「お別れの会は、球界関係者に多く来ていただける時期にするのがいいだろう」と説明。日本シリーズの全日程を終える11月初旬以降に、球界が中村GMとの別れを惜しむ機会を設けることになりそうだ。これから、詳細を検討して準備に入る。

 志半ばの66歳で、この世を去った中村GMの訃報で悲しみに暮れた。23日の巨人戦後に和田監督らが遺体と対面して、涙を流した。「気持ちの整理がついていない」と話すなど、動揺していた。球界にも衝撃が走った。千葉で同郷の巨人長嶋終身名誉監督が「まだ若いのに…」と嘆くなど、無念をおもんぱかっていた。

 チームは優勝争いのまっただ中。しかも敵地を転戦する12連戦中とあってナインも落ち着いた形で別れを伝えられていない。阪神を愛していた大先輩に感謝を込める場になりそうだ。