プロ野球ドラフト会議は22日、都内で開かれ、日大三島の小沢怜史投手(3年)がソフトバンクに2位で指名された。最速152キロ右腕で同校からのドラフト第1号となる。三島市内で開かれた会見では、同チームへの好印象を口にし、憧れだったプロ舞台への強い意気込みを示した。
小沢が夢の「切符」を手にした。ソフトバンクからの2位指名に「実感がわかない」と口にした後から自然と喜びがこみ上げる。
小沢 プロに憧れていた。自分も活躍して憧れてもらえるように。お世話になった人全員に感謝したい。
チームの1位指名が県岐阜商の高橋純平投手だったことで「指名はないかな」と2位指名までの間は緊張していたものの、仲間との胴上げでは笑顔がはじけた。
今春に左臀部(でんぶ)を痛めたが、最後の夏に最速を記録。2回戦で静岡に敗れたものの、スカウトから高評価を得ていた。小沢は「ソフトバンクは強いし環境もしっかりしている。2軍でも1軍に近い環境でできると思う」と好印象を口にした。
同校初のドラフト指名に会見場はわいた。小沢が小学校時代に所属したリトルジャイアンツの長谷川記一監督(48)は「申し分ない。ここからは本人次第」と期待。高校でも投球面で同監督から助言を受けていた小沢は「プロになって恩返しをしたい」と決意を新たにした。夢の舞台に向けて「体力づくりが必要。走ること、体幹トレをやっていきたい」と課題も忘れていない。自慢の速球をプロでいかんなく発揮する-。小沢のプロ人生が始まる。【加納慎也】
◆小沢怜史(こざわ・れいじ)1998年(平10)3月9日、岐阜・大垣市生まれ。三島市に移りリトルジャイアンツをへて静岡裾野シニアへ。日大三島に進学し1年秋からメンバー入り。2年春は右翼で秋からエース。昨秋は東海大会4強で、今春は負傷もあり県大会初戦敗退。今夏2回戦で152キロを計測。180センチ、78キロ。



