阪神植田海内野手(19)が美技で指揮官のハートをつかんだ。13日、紅白戦で白組の2番遊撃で出場。三遊間への当たりを2度も好捕し、守備でアピール成功。金本監督も気になった選手として真っ先に19歳のショートを挙げた。
金本監督 植田海ですか。守りで難しい当たりをダイビングして捕ったりね。2、3年後に彼の気持ち次第で、取り組む姿勢とか意気込みとか、そういうので本当に面白い選手になるかなと、期待を持てる選手ですね。
輝きを放ったのは2回1死一、二塁の場面。併殺シフトで二遊間寄りだったにも関わらず、小豆畑の三遊間への打球をダイビングキャッチ。忍者のような素早さでそのまま反転。二塁転送で封殺した。
それでも「今日は何もしてないです(笑い)。2本目のあれですね。もうちょっと早く入れたと思う」と4回無死一塁で三遊間の打球を好捕しながら二塁送球が遅れ失策となったプレーと、3打数無安打の打撃を反省。全体練習後に室内で15分、金本監督から居残りで打撃指導を受けた。
植田 左肩が開くというか、上体ばかりで打ちにいっていると言われた。しっかり自分の形に出来るように。
クリアすべき課題はまだまだあるが、わずか1週間前まで鳴尾浜で汗を流していた高卒ルーキー。周囲の期待を肥やしに日々、成長していく。【梶本長之】
◆植田海(うえだ・かい)1996年(平8)4月19日、滋賀県生まれ。近江3年夏に甲子園に出場し3回戦進出。14年ドラフト5位。今季はウエスタン・リーグで51試合、25安打、1本塁打、5打点、打率2割。守備はすべて遊撃を守った。175センチ、72キロ。



