昨春のセンバツ優勝右腕、日本ハムのドラフト4位平沼翔太内野手(18=敦賀気比)が、栗山監督から条件付きで「投打二刀流」手形を受け取った。
9日、2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷で新人合同自主トレがスタート。プロでは遊撃手として船出する平沼は、類いまれな打撃センスを披露。たった1日で栗山監督のハートをわしづかみにした。野手として主力に上り詰めることを条件に、いきなり将来的な二刀流転向プランを勝ち取った。
エース兼4番として昨春センバツを制したプライドと秘めた野望をくすぐる、言葉が掛けられた。「ピッチャーの夢を諦めずに持っておけ。早く(1軍に)上がってこい」。真剣な表情で訴えかけられた、将来的な「投打二刀流」挑戦への可能性。「声をかけてもらって、うれしかったです」と、思わず笑みがこぼれた。
同時に、二刀流実現のためのノルマも課された。栗山監督は数字こそ挙げなかったが、誰からも認められる形を望む。「チームとしては(優勝に)貢献してもらわないと。(1軍で)活躍すれば、そういうこともできる。だから、活躍しろ」。早期に内野手としてチームの主力に成長することを必須条件とした。
日本ハム大谷翔平投手(21)は、平沼の二刀流挑戦プランについて、「僕だってできているわけじゃないけど、3年やってきているので参考材料くらいにはなるのかなと思う。聞かれれば答えたいですね。好きでどっちもやりたいという子がいれば、頑張って欲しいと思う」と話した。



