阪神ドラフト6位の板山祐太郎外野手(21=亜大)が、1軍初安打を三塁打で飾った。昇格後、ここまで実戦2試合は代打出場だったが、紅組2番右翼として1軍初スタメン出場。5回先頭で二神の135キロ真っすぐを捉えた打球は、右中間を突破。あと少しで柵越えの大きな当たりで、一気に三塁を陥れた。

 前日27日まで2試合で2打数無安打。「高山につられて飛ばそう飛ばそうと思っていた。でも、持ち味は強い打球を打つことと思い直してやったのが良かった」と原点回帰が生んだ一打だった。「でも1本出たのは良かったけど、次の打席で凡退したのは…。集中力を保っていかないと」。すぐに6回の三ゴロ(失策)を反省する貪欲さも頼もしい。

 守備でもマルチぶりを発揮した。4回裏から二塁へ。亜大2年時に外野に転向するまで本職だったポジションだ。守備機会はなかったが最後まで落ち着き払っていた。同期のライバルでもある高山のランニング3ランで「全部持っていかれました」と笑ったが、ドラ6も本当に楽しみな男だ。