開幕1軍を懸けた勝負の3連戦は×印から始まった。ロッテのドラフト1位平沢大河内野手(18=仙台育英)が西武戦に途中出場。8回守備から遊撃に就き、2死三塁で田代のライナーを捕り損ねた。ジャンピングキャッチを試み、グラブに当てたが捕球できずに後ろにそらした。記録は安打も「捕んなきゃいけないボール。反省しないと」と声のトーンを落とした。
前日まで実戦8試合で5失策。練習日に松山内野守備走塁コーチと特守を行い、試合前も個別練習を繰り返し、この日からの3連戦に備えた。再びのミスに、伊東監督は「準備に欠けている感じはする。今の段階では厳しい」と冷静に話した。2軍で経験を積ませる選択肢もあり、今週いっぱいを1軍か2軍か判断の期限としてきた。現状、開幕1軍は厳しくなっている。
東日本大震災から5年の日だった。平沢の故郷である宮城・多賀城市も大きな被害を受けた。中学1年生だった当時を思い出し「節目の年に、ここで野球をやれていることをうれしく思います。(被災地に)活躍した姿を見せられたら」と希望を口にした。そのためにも、反省を糧とする。【古川真弥】



