楽天の守護神、松井裕樹投手(20)が、9回2死2ストライクから同点弾を浴びた。

 走者一、二塁に代打で登場したソフトバンク吉村に、外角低め直球を捉えられた。高々と上がった打球が右翼ホームランテラス席へ。「狙いとは全然違うところにいってしまった。技術も何もかもが、まだまだ足りない」と唇をかんだ。9回は先頭の江川に四球を与え、内川に適時打を許し、土壇場での同点弾につなげられた。「最初のアウトを取れば流れが変わるのに、最近はそれができていない。これからこういう試合が多くなる。もう失敗しないようにしなければ」。淡々と振り返った。

 延長12回には6番手の戸村が再び吉村に2ランを浴び、サヨナラ負けで5連敗。梨田監督は「きついゲームになった。野球の怖さを思い知らされた」と苦い表情だった。