阪神北條史也内野手(21)がプロ初の猛打賞をマークした。

 2回2死一塁でヤクルト先発原樹のスライダーをとらえ、左前に運んだ。コンパクトな打撃は安定し、7回にも1死一塁で再び左前へ。得点に絡む安打になった。そして、9回はオンドルセクの内角直球を引っ張って左翼線にライナーで二塁打を放った。

 前日7日の同カードでも、きっちりした形で中前に運んでいた。「昨日のセンター前や今日の最後もしっかり振ったヒットだった。これはいいこと。続けられるように頑張ります」。4月3日DeNA戦(横浜)でプロ初安打&初本塁打を記録していた。1軍戦士として、すっかりなじんできた。